JavaScriptの環境構築

この記事では、JavaScriptを実行するための環境構築について解説する。

ブラウザとNode.jsの2つの方法を紹介する。

この記事で学ぶこと:

  • ブラウザでJavaScriptを実行する方法(DevTools)
  • パソコン上でJavaScriptを実行する方法(Node.js)

ブラウザ(Google Chrome)インストール

まず、ブラウザをインストールする。

JavaScriptはブラウザに標準搭載されているため、ブラウザがあればすぐに実行できる。

どのブラウザでも構わないが、ここではGoogle Chromeを例に説明する。

DevToolsの利用

Google ChromeにはDevToolsという開発者向けツールが搭載されている。

DevToolsを利用することで、JavaScriptのコードを実行したり、デバッグすることができる。

DevToolsは以下のいずれかの方法で起動できる。

  • 右クリック → 検証
  • 右上のメニュー() → その他のツール → デベロッパーツール
  • ショートカットキー(Ctrl+Shift+I)
  • F12キー

DevToolsを起動したら「Console」タブを選択する。

ここでJavaScriptのコードを実行できる。

プログラムの実行

DevToolsで以下のJavaScriptのコードを実行する。


console.log("Hello, World");

実行すると、コンソールに「Hello, World」と表示される。

DevToolsでJavaScript実行している様子
DevToolsのConsoleタブでコードを実行

DevToolsの利点:

  • インストール不要ですぐに使える
  • 簡単なコードを試すのに便利

DevToolsの制限:

  • 複数行のコードは書きにくい
  • コードを保存できない

そのため、本格的な開発にはNode.jsを使用する。

Node.jsインストール

なぜNode.jsが必要なのか?

DevToolsは簡単なコードを試すには便利だが、以下のような制限がある:

  • 長いコードが書きにくい
  • コードを保存してあとで使えない
  • ファイルを読み込んだり、複数のファイルを組み合わせたりできない

Node.jsをインストールすると、これらの問題が解決し、本格的な開発ができるようになる。

インストール方法

Node.jsをインストールする。

Node.jsはJavaScriptをブラウザ以外で動かすための環境である。

Node.jsを使うとブラウザ上でしか動かせなかったJavaScriptをパソコン上で動かせるようになる。

DevToolsだと複数行のプログラムを動かしにくいのでNode.jsをインストールする。

以下がNode.jsのインストール手順である。

Node.js公式サイトのトップページ
Node.js公式サイトのトップページ

Node.js公式サイトにアクセスして、「Node.jsを入手」をクリックする。

Node.jsのダウンロードページ
OSとバージョンを選択してダウンロード

自分のOSを選択してインストーラーをダウンロードする。

バージョンは「Current(最新版)」、「LTS(長期サポート版)」などがあるがLTSを選んでおけば問題ない。

LTSは安定して長く使えるバージョンである。

※私はWindowsなので「Windowsインストーラー(.msi)」をクリックする。

ダウンロードしたインストーラーを起動する。

Node.jsインストーラーの起動画面
インストーラー起動画面

インストーラーを起動したら「Next」をクリックする。

Node.jsのライセンス同意画面
ライセンス契約に同意

チェックボックスを選択して、「Next」をクリックする。

Node.jsのインストール先フォルダ選択画面
インストール先フォルダ選択(デフォルトでOK)

インストール先のフォルダは、特にこだわりが無ければデフォルトのまま「Next」をクリックする。

Node.jsのカスタムセットアップ画面
カスタムセットアップ画面(デフォルトでOK)

「Next」をクリックする。

Node.jsの追加ツールインストール選択画面
追加ツールのインストール(チェック不要)

チェックボックスは選択しないで「Next」をクリックする。

※ここのチェックボックスは今回は使わないのでチェックしない。

Node.jsのインストール開始確認画面
インストール開始の確認画面

「Install」をクリックするとインストールが開始される。

Node.jsのインストール完了画面
インストール完了

インストールが終了したら「Finish」をクリックする。

コマンドプロンプトでNode.jsのバージョン確認
インストール確認(バージョン番号が表示されればOK)

コマンドプロンプトを起動して「node -v」と「npm -v」を入力してバージョンが表示されたらインストールは正常にできている。

実行方法

Node.jsがインストールできたら、実際にJavaScriptファイルを実行してみよう。

ステップ1:JavaScriptファイルを作成

以下のコードを「hello.js」とファイル名を付けて保存する。


console.log("Hello, World");

※保存場所はどこでも良いが、デスクトップなどの分かりやすい場所がおすすめ

ステップ2:コマンドプロンプトを起動

Windowsの場合、以下の方法でコマンドプロンプトを起動できる:

  • スタートメニューから「cmd」と検索
  • または、Windowsキー + R → 「cmd」と入力してEnter

ステップ3:ファイルがある場所に移動

cdコマンドを使って、hello.jsを保存した場所に移動する。


cd C:\Users\あなたのユーザー名\Desktop

※デスクトップに保存した場合の例

ステップ4:プログラムを実行

コマンドプロンプトでJavaScriptファイルを実行
node hello.jsでプログラム実行

「node hello.js」と入力してEnterキーを押すと、プログラムが実行される。


node hello.js

正しく実行されると、「Hello, World」と表示される。

うまく動かない場合

「node は内部コマンドまたは外部コマンド...」と表示される

→ Node.jsが正しくインストールされていない可能性がある。

  • コマンドプロンプトを再起動してみる
  • パソコンを再起動してみる
  • Node.jsを再インストールしてみる

「ファイルが見つかりません」と表示される

→ ファイルがある場所に移動できていない。

  • cdコマンドで正しい場所に移動しているか確認
  • ファイル名が正しいか確認(hello.js)

まとめ

この記事では、JavaScriptを実行するための2つの方法を学んだ:

  • ブラウザ(DevTools):簡単なコードをすぐに試したいとき
  • Node.js:本格的な開発やファイルを保存したいとき

次の記事では、実際にJavaScriptのコードを書いていこう!